題名のない読書感想文

最後に題名書いちゃう。

はじめに

 

 

「あとがき」があるのと同じように、本によっては作者の「はじめに」や「まえがき」があったりする。

「あとがき」とするなら「まえがき」が正しいのかもしれないけど、私は「はじめに」という響きがなんだか好きなので、このブログの始まりも「はじめに」にしようと思う。

 

 

私は生まれも育ちも東京の20代女性、平日はいち会社員として働いている。音楽活動もしていて、所属するバンドではキーボードなどの鍵盤楽器を担当している。

 

父が本が好きな人で、生まれた時からたくさんの本がそばにあった。母は、私と3歳下の妹が生まれてから読み聞かせするために絵本を集めはじめ、今でも古本屋などで気に入った絵本を見つけては買ってしまうそうだ。

実家にある6畳の一部屋は、ありとあらゆる本棚、押し入れ、なんなら床まで本でいっぱいになっていて、そこを私達はなんの工夫もなく"ほんべや"と読んでいる。

 

本を読んでいるとき、話の内容に熱中することもあるが、だいたいは読んでいる間に色々なことを考えている。自分の仕事のこととか、バンドのこととか、はたまた好きになった人のことや、友達のこと…。

出てくる主人公に重ね合わせたり、読んでいる間にふと浮かんできたり状況は色々だが、それらを考えながら読み、読み終えてしばらくすると、考えた記憶はあってもそれぞれどの本を読んだ時に何を考えていたかは忘れてしまう。

せっかく本を読んで色々なことを考えたなら、それを何かに残しておきたいと思った。ただ、ノートに書くには曖昧すぎるし、大層なことを考えているわけでもないので、気軽に書けるかなと思ってブログにしてみることにした。

 

私にとって読書感想文は、宿題か何かをきっかけに本を読んで、おおまかなあらすじと本の内容に沿った感想を決まった文字数で紙に書く、あまり面白くないものだった。

もう大人になったから宿題も出ないし、本を読んで内容と全く違うことを考えても誰にも何も言われない。自由に、ときに全く関係の無いことを交えながら、だらだらと私なりの読書感想文を書いていこうと思う。

 

はじめにタイトルを書いてしまうとその本に対する感想文という感じが強くなってしまう気がしたので、題名は最後に書いておく。

思い出にタイトルはないけど、その思い出を引き出すタイトルだったり、曲名だったりは結構あると思うんだよね。

 

 

今気づいたけど、タイトルをサブタイトルで瞬時に嘘にしちゃってるね。

 

 

さて、続くのだろうか。

 

 

 

Twitter: @hnkbd_inunn